散歩する侵略者





[助手] 先生、たまには邦画もいいもんですよ〜

[博士] うむ。ワシは洋画一辺倒だからな。

[助手] 今日は黒沢清監督の新作ですから、間違いないですよ(鼻息) 

[博士] キミが言ってた「ダゲレオタイプの女」、

    DVDで予習しておいたぞ。たしかによくできた映画じゃった。星五つ!
    
[助手] でしょ〜! なので、今日も楽しみです〜、ふふふのふ〜。
    
[博士] 今日はいつになくハイテンションぢゃな。おっと、ポテチを忘れるところだった。

[助手] ・・・(そそくさと入場)



-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 研究所に戻って -+-+-+-+-+-+-+-+-+-



[博士] なるほどな〜。いや、おもしろかった。うん。 おや、顔色がすぐれんのぉ。

[助手] ・・・だってなんか意味わかんなかったです。

[博士] あんな単純なストーリーのどこがわかんないんかね?

[助手] 筋ということじゃなくてですね〜・・・

    なんてか全体的に舞台を観てるみたいな演出で、
    
    でも映像的には黒沢監督ならではの空気感、凝った美術のリアリティしっかりあって、

    その辺のバランスっていうか、案配がちょっと意味わかんなかったですよぉ。

    よく見るとロケ地も横浜だったり静岡だったり、なんか場面転換が雑な感じも・・・

[博士] なんでも、原作は舞台劇だそうだから、あえてその味を残してるのかもしれんなあ。

[助手] ですかね〜。だったらあの炎のなかで抱き合うシーン、とってつけたようで

    なんかハリウッド映画ばりのステレバタイプじゃないすか?

[博士] キミ、それを言うならステレオタイプぢゃ。 

    ワシはつい友情出演しちゃう、ちょい役の大物俳優が気になってしまってなぁ。

    そういうところが邦画がイマイチに感じるとこなんじゃな。 

    ただしキョンキョンは別ぢゃがな(声高)

[助手] ・・・(あっそ)

[博士] ところで、原作はこれが元ネタとにらんだぞ。

[助手] なんすか、これ。 

[博士] 大切な原書を2本指でつまむんぢゃない!

[助手] いやーゴミっすよ〜、茶色いし。 うわー手洗ってこよ。


Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply