そうだ、海外SFを洋書で読んでみよう(3)

そもそも問題の「読みにくい・売ってない・高い」というSF翻訳本のハードルが、
洋書で、まあペーパーバックに限定したとして、どの程度クリアされるのだろうか。

まず「読みにくい」か? だが、ペーパーバックの文字は案外大きい。
老眼の本読みという観点からすると目にはやさしい。
しかも手に取ってみると、かさ厚の紙なので見た目の割に日本の文庫本と比べて格段に軽い。
なので、肉体的にも読みやすい。

次に「売ってない」問題はどうだろう。
もちろん一般書店では絶無に近い。ちらっと通勤途中の日吉の本屋で見てみたら洋書コーナーに
かろうじて『Childhood's End』と『Fahrenheit 451』はおいてあった。
しかし読みたいものはたいてい中古・古書になるし、今はネットでいくらでも取り寄せられる。
探し所としてAmazonの古書もありだが、紀伊国屋書店のウエッブストアの方がすごい。
おそらく見つからないものはない。

最後の「高い」だが、これは古書はなんでもそうだがピンキリで、
前掲のAmazonや紀伊国屋書店だと安くても送料込みで一冊1000円前後。
ただ、街の古書店などではSFのペーパーバックは捨て値の場合が多い。
先日レビューしてみたBrian W. Aldissのも、神保町で300円だったし、
ブックオフで100円ということもある。要は根気があればなんとかなる。

というわけで、多少の根気があれば、そしてもちろん英語で読む気力があるならば、
結論的には「まあ好きならいいんじゃないの」という感じだだろうか。

(つづく)

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