IKARIE XB1





[助手] 先生、映画ずいぶん久しぶりですね〜

[博士] うむ、The Last Jedi以来になるかな。おっと、もう半年経つのか・・早いの〜。

    ここのところ忙しかったからな。さて、本日は1963年のチェコ映画か

    わしが生まれるちょい前の作品ぢゃな。

[助手] あれ? 先生、意外とお若いんですね。あたし、もっと爺さんかと思ってた。

[博士] このしゃべり方はキャラづくりぢゃよ、きみ。博士は貫禄があった方がいいぢゃろ

[助手] わけわかんないすけど、まあいいですぅ。今日はミニシアターですよ

[博士・助手] ・・・(そそくさと入場)



-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 上映終了 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-



[助手] 先生、この看板のイラスト、ずいぶんと盛ってません? 

[博士] うむ、しょぼかったな〜、IKARIE。ま、古い映画だしな。その辺はご愛敬ぢゃ

    しかし、たしかに『Star Trek』ファーストシリーズが66年、

    それから『2001: A Space Odyssey』が68年とうことで

    先駆けている部分は大いにあるな。ドラマとしては全然しょぼくなかったぞ

[助手] ダンスシーンとか船内の共用部で流れる、未来の音楽がちょっと脱力系でツボりました

[博士] 当時、チェコは社会主義圏ぢゃからな、いわゆる鉄のカーテンの向こうで、

    これまでわれわれの視界には入ってこなかったわけじゃ

    オープニングロールで「オリジナルネガから忠実にレストア」みたいなこと謳ってたな

    現代の技術で、ようやくすばらしい映像と音を堪能できるわけぢゃ

[助手] なるほど、オリジナルはねーが、実にレアな映像なんですね。

[博士] きみはあいかわらずの脳内変換ぢゃが、意味はだいたいそういうことぢゃ。

    それと、東欧圏もこの時代ヌーベルバーグの洗礼を受けていたのじゃな、

    らしい感じ、おおいにあったぞ

[助手] わかります。ゴダールとかトリュフォーとかですよね。

[博士] ほう、その辺は詳しいんぢゃな

    しかし、あの看板よこのポップにもなっていた真空管のようなロボット君は『Forbidden Planet』の

    robbyのオマージュかな。はじめは「ぷっ」てなもんだったが

[助手] 黒こげになったときはちょっとかわいそうでした〜

[博士] そう、モノクロという陰影で表現された世界だと、多少SFXがしょぼかろうがなんだろうが

    ドラマさえしっかりしていれば、感情移入はできるんぢゃな

[助手] ラストシーンの映像は、むしろモダンにすら感じました!

[博士] ところで、ロシア語的な言語と妙に響くリバーヴ感、昔のモスクワ放送を思い出したよ。

    AMラジオでTBSとニッポン放送の間くらいの周波数だったなぁ〜(いつもの遠い目)

[助手] (無視)ということで、まあまあおもしろかったというまとめでいいですよね

[博士] BCLで、ベリカードもらった時は嬉しかったなぁ・・・ (さらに遠い目)   


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